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山上憶良伯耆守赴任1300年記念事業

倉吉市と山上憶良

倉吉市(くらよしし)

鳥取県の中部に位置する、人口約5万人の市です。市内には国選定倉吉市打吹玉川伝統的建造物群保存地区があり、玉川周辺には土蔵が多く残り、白壁土蔵の街として知られて懐かしい佇まいをみせています。
また、市の南部に位置する関金温泉は、約1300年前に開かれた山陰屈指の古湯として知られ、古くから「白金(しろかね)の湯」と呼ばれており、日本の名湯100選にも選ばれています。
市の西方には、日本の地方行政区分の一つである「伯耆国」の国府、国分寺などの遺跡が残されており、古代の伯耆国の政治、宗教の拠点だったことがうかがえます。


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山上憶良(やまのうえのおくら) 

奈良時代初期の歌人。702年に遣唐使として中国に渡り、帰国後は後の聖武天皇に仕える下級役人や地方国守などを努めました。学識があり、歌を詠むことにも優れていました。憶良の歌は『万葉集』に70首あまりが掲載されており、なかでも「貧窮問答歌」は、当時の農民の苦しい生活に暖かい同情の目を向けて歌ったものとして有名です。
山上憶良は、霊亀2年(716)に鳥取県の西半分にあたる伯耆国(国府は現在の倉吉市に置かれた)へ国守として赴任しました。憶良が伯耆国で作った歌は伝わっていませんが、職務で見聞したことを詠んでいたのかもしれません。

<<今 倉吉でよみがえる山上憶良、伯耆国府跡探訪>>

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